FC2ブログ

かほりのなかまたち

(旧 神楽坂Kahoriブログ)

ホームページはこちら → 神楽坂Kahori (別ウィンドウで開きます)

セルフヒールのお話し 

 

セルフヒールは日本全域、アジアに広く分布するシソ科の多年草で、日当たりのよい野原や道端によく自生しています。高さは30cmくらいで、四角い茎にラベンダーにも似た青紫の花穂、対生葉(1ヶ所から2枚の葉が向き合ってつく)、全草に繊毛・・・などが特徴です。


1d2df8a5628cfd54.jpg



セルフヒールの花穂は、武士が矢を入れていた革製の筒状の矢入れ=靫(うつぼ)によく似ていることから、日本ではウツボ草と呼ばれています。

真夏にまだ葉が青々としている頃、初夏に咲いた紫色の花が急に褐色に枯れたようになるので、夏に枯れる草という意味で「かごそう/なつがれそう(夏枯草)」という名前も持っています。

 

西洋では「セルフ ヒール」と呼ばれ、とてもポピュラーなメディカルハーブです。

自然治癒を意味するこの名前は、昔から切り傷の応急手当に使っていたところから名付けられたようです。 口内炎や喉の腫れに対して民間療法的に、この煎じ液でうがいをするよう勧めるハーバリストも多く見られます。

またセルフヒールの花穂は漢方薬としても用いられます。

熱症状を冷ます=清ます、つまり清熱剤に分類され、花穂の色が変わりかけた頃に採取し乾燥して煎じたものが処方されます。


107.gif

昔から西洋では、「セルフヒールがあれば、医者はいらない」と伝えられてきました。

英国のニコラス・カルペパーは「この薬草があれば、怪我したとき自分で癒すことができるから、セルフヒール(自己治癒)の名前がついた」と報告しています。カルペパーは天体学者であると同時に、ハーバリスト(薬草家)であり、セルフヒールは金星の支配下にあると記述しています。

 

 

7月の勝浦セミナーで、青紫色の花穂が観察できることをお祈りしつつ・・・

セルフヒールのお話しでした。



スポンサーサイト



コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
検索フォーム
プロフィール

KagurazakaKahori

Author:KagurazakaKahori

営業時間は、Webサイト「お店のご案内」をご覧ください。

ハーブには、人の心と体を癒す力があります。人は森で生活していたころから、さまざまなハーブを用いてきました。
この200年ほどは、人工的な生活環境で過ごしていますが、長い森の生活の遺伝子は、まだまだ変わっていません。
kahoriは、現代社会でのさまざまな違和感を解消するために、ハーブの調合、フラワーレメディ(花療法)、そしてアロマテラピーを融合させて効果を高めたいと考えています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード